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オリジナル機械箱のご紹介②

春から夏に変わる一番心地よい季節の到来です。

ゴールデンウィーク後半ですが、弊社は繁忙期直前のため

従業員一同、半袖に着替えて頑張っております。

さて、今回は貼り箱ではなく “機械箱” のご紹介をさせて頂きたいと思います。

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昨年にお箱を製作させて頂いたお客様で今回リピートのご依頼を頂きましたのは、

現役の大学生の時にオリジナルブランドを立ち上げ、陶磁器を使ったブローチなどの

ハンドメイドアクセサリーをお取扱いされている “maitoparta様” です。

http://www.maito-parta.com

ブランド名である『maitoparta 【マイトパルタ】』とは、フィンランド語で

牛乳を飲んだ時にできる “髭(ひげ)” のことだそうで、HPを拝見させて頂きましても

思わず 「・・・ぷぷっ」 と笑顔になってしまうようなユニークで温もりある

アクセサリーが豊富にラインナップされております。

1429005524l1 「・・・ぷぷぷっ」

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前回製作させて頂いたお箱は、クラフトボール紙にシルバーの箔押しを施したキカイ箱です。

表は黄色っぽいのですが、あえて内側に使用してあり一見シンプルな感じですが

紙本来の裏と表を逆に使用する事によって、質感のある箱に仕上がっています。

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今回お作りさせて頂いた箱も、素材感のあるグレーのアート紙に、白色で箔押しを施してあり

商品を入れてディスプレイされますと、なかなか様になるもんです。

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現在 5/1~5/14 期間中、ラフォーレ原宿にて『単独リミテッドショップが開かれています!!

https://www.laforet.ne.jp/limited_shop/maitoparta1505/

東京に行かれる方は、是非一度足をお運びください!!

 

ひとりごと⑨ (名言)

今月初め終戦から70年という節年に、アメリカの資産家 ポール・アレン氏が 8年もの歳月をかけて

日本の戦艦『武蔵』をフィリピン沖で発見したと報じられました。

インターネットでLIVE映像を見ましたが、艦首部分の菊花紋章が映し出されると

2年前に大和ミュージアム(広島)へ旅行に行った事もあり、何となく感慨深い気持ちになりました。

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さて今回は、ブログ管理者(私)が個人的に気に入っている名言を拝借して

育てられる人になる上で、心がけている事を書きたいと思います。

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“ やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ ”

“ 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず ”

“ やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず ”

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この言葉は、太平洋戦争の連合艦隊司令長官である山本五十六氏の名言です。

色々と調べてみると、上杉鷹山の“ してみせて、言って聞かせ、させてみる ”が出典のようですが・・・。

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新入社員に仕事を教える時は、言葉遣いや相手の反応などを気にしながら、時には冗談を言ったりと

教える側も注意して心を配りますが、慣れてくると相手の反応や意見を聞く事よりも自分の経験談や

結果論を言葉だけで説明する指導になってしまう事が多々あります。

この名言の“ ほめてやらねば ” “ 任せてやらねば ” “ 信頼せねば ”とは、たとえ教える立場であっても

相手を自分よりも下の人間と思っていては、いつまでたっても相手の言葉や姿勢を尊重する事が出来ず

その結果、人は動かず育たないという事のように思います。

表面的には指導した通りに取り組んでいるように見えても、相手を尊重した教え方をしていなければ

いつかは言う事を聞かなくなり、本当の意味での信頼関係を築くことは難しいと思います。

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育てられる人になるために、70年以上も前の言葉・・・今でも十分に教訓になります。

 

社員旅行 in 岐阜 (後編)

1日目は天気も良く、郡上八幡や高山の古い町並みの散策をさせて頂きました。

今回は、2日目(後編)です。

昨日とは打って変わって朝から雪が降り、ツンとした鼻先や霜焼になりそうな耳が

その土地の空気を感じます。

朝食後、昨日散策した古い町並みを抜けて “朝市” に向かいます。

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山下 清子? もいました・・・(笑)。

2月8日 (17)

朝市をブラブラした後、世界遺産 「白川郷」に向かいます。

高山から小1時間ほどなのですが、景色がガラッと変わります。

2月8日 (80)

国指定重要文化財の “和田家” を見学します。

釘一本使用していない建物とは思えないくらい重厚感があります。

2月8日 (48)

2月8日 (46)

白川郷の合掌造りは、風の抵抗を最小限にするため南北に面して建てられており

30~40年に一度、茅葺屋根の葺き替えが行われ、屋根に当たる日照量を調節して

夏は涼しく、冬は保温されるようになっているそうです。

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集落では、昔から 『(ゆい)』 と 『合力(こうりゃく)』 という相互扶助の関係が築かれていました。

合力」とは、冠婚葬祭などの近隣の人達が自発的に労働力を提供することで、

「見返り(おかえし)」を求めない労働奉仕の姿です。

」とは、田植えや養蚕、茅葺屋根の葺き替えなどの提供された労働に、労働をもって

お返しをするということです。

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2日間を通して更に深まった親睦、「結と合力」のように日々の仕事でも大切なことを学べた旅になりました。

2月8日 (65)