パオシスWebサイト

Blog

ひとりごと⑤ (名言)

ワールドカップのプレ公式大会であるコンフェデレーションズカップでの

サッカー日本代表・・・惜しくも 3戦3敗。

賛否両論あると思いますが、結果が全ての厳しい世界。

本大会までの1年間で、バランスの取れた最高のチームになって欲しいと思います。

今回もブログ管理者(私)が個人的に気に入っている名言を拝借して

育てられる人になる上で、感じたことを書きたいと思います。

 

“情熱は足りているか”

 

この言葉はサッカー日本代表の本田選手が、あるテレビ番組のインタビューの中で

物事がうまくいかない時に、自分自身に問いかける言葉として紹介されました。

 

「願ったことに対して出来なかったら、言い訳はせずに自分の願いが弱かったと、

自分の情熱が弱かったと・・・人のせいにする訳でもなく、状況のせいにする訳でもなく

もっとやれたんじゃないかと。」

 

常に自責の角度で物事を捉えるストイックな姿勢に、心が震えました。

私たちも業務の中で物事がうまくいかない時、原因追及や改善・対策は日々取り組んでおりますが

各々が「もっとやれたんじゃないか」と最後に自問する事で、次へのステップが大きく変わるように思います。

 

「育てられる人」とは、相手に情熱を注ぐことの出来る人なのかもしれません。

まずは、自分自身の情熱が足りているか確認するところから始めたいと思います。

 

気持ちを込める場所

まだまだ肌寒いなぁと日々過ごしておりましたが、気づけば 5月・・・。

毎年、製菓メーカー様よりご依頼頂いております「お中元商品」の箱詰め作業が

今年も無事にスタートしました。

 

無事に?・・・と申しますのも、長年、夏の定番商品として愛されている商品ですが

今年は『空間率』なる問題をクリアするところから始まりました。

そもそも『空間率』とは、地域によって微妙な違い(大阪 15%)があるのも疑問に感じますが

外箱の容積から、中身の商品の体積を差し引いた、差(空間)の事で

 

(外箱の容積 - 商品の体積)÷ 外箱の容積 × 100 となります。

 

要は、商品とは関係のない過剰な包装や上げ底などの部分が、規制の割合よりも

大きくなるとダメだと言うことです。

 

美しく縦横バランス良く詰められたギフトセットを見ると、清潔感や納まりの良さを

感じたりもしますが、空間率を気にするあまりオリジナリティやデザイン性が後回しになり

代わり映えのない同じような商品が増えてしまうのは残念なことだと思います。

バラエティ豊かなギフトセットなどは、詰め方の工夫で独自性を出す場合も多々あり

上げ底ひとつにしましても、商品の面を揃えて見栄えを良くするなどの

細かい心づかいが込められています。

オリジナルパッケージをお作りする弊社としましても、お客様へご提案させて頂く中での

クリアしていく条件として、今回の件は大変勉強になりました。

様々な形状の商品が増え、数値的なルールも必要だと思いますが

商品を贈る側の気持ちを、そっと込める空間ぐらいは寛容にして頂きたいところです。

 

ひとりごと④ (名言)

今年の冬は寒かったせいか、例年よりも早く桜の開花宣言が発表されました。

自然界では、次々と春の息吹「新芽」が出てくる勢いある季節の到来です。

以前のブログ(ひとりごと)で会社にとって必要な人とは「必要な人を育てられる人」と

書いたことがありました。

今回はブログ管理者(私)が個人的に気に入っている、ある実業家の名言を拝借して

育てられる人になる上で、心がけている事を書きたいと思います。

 

“己の長を以って、人の短をあらわすなかれ”

 

「人は往々にして自分の長所を標準として、他人の短所を責めがちです。

自分が当たり前にできるからといって、上手くできない人を責めてはいけません。

誰にでも長所短所があるのです。」という意味の言葉です。

 

私自信もよく相手に対し、これでもかと言わんばかりにミスを責め立ててしまうことがあります。

決して自分が出来るからという訳ではなく、会社組織の中では、ある程度必要だと感じているからです。

しかし、必要だからと言っていくら正論を並べても「人を育成する」ということに

必ずしも結びついているとは限りません。

もしかすると、私の正論のせいで相手のやる気や長所を削いでしまっているかもしれません。

 

「己の長を以って、人の短をあらわすなかれ」この言葉の奥にある意味は

人の短を見て、己にもある短を自覚し、互いの長を以って伸び進んでゆくという事ではないでしょうか。

自分が変われば、周りも変わると信じて、まず自分自身が変わることが

「育てられる人」への一歩かもしれません。

長年同じ業務に従事していると、日々の中に慣れが生じ初心を忘れがちになります。

新芽」のように自分自身が伸びゆく絶好の季節になるよう日々取り組んでゆきたいと思います。