オリジナル貼り箱のご紹介③
数日経ちましたが、明けまして、おめでとうございます。
本年もどうぞ、よろしくお願い申し上げます。
新年、最初のブログという事で何を書こうかと考えておりましたが
今回は、昨年製作させて頂いた貼り箱をご紹介させて頂きたいと思います。
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ご依頼頂きましたのは、東京で「インスリン注射ケース」や「注射針の廃棄用キャップ」などの
患者様向け商品をお取扱いされている“株式会社HUBAS”様です。
黒色のタント紙に社名のロゴを白色で箔押しを施した、フタ・ミ式の貼り箱です。
金や銀色の箔押しというのが一般的ですが、補色の白を使用する事によってインパクトがあり
シンプルでありながらも高級感のある貼り箱に仕上がっています。
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HUBAS様が患者様向け商品をお取扱いされている理由は、ご自身が幼少の頃より
1型糖尿病を発症されており、多感な時期に悩み苦しんだ日々の中で、自分らしさを大切にし
楽しく、少しだけかっこつけて生きていけるお手伝いがしたいという強い思いからで
“HUBAS”という名前には【明日が集まる場所】という思いが込められているそうです。
昨日までと変わらない同じ一日でも、“今日は少し何かが違う” と使うたびに楽しく過ごすことが出来る
商品ばかりだと思います。
そこには、ご本人だからこそ分かる使い勝手の良さや、細部へのこだわり
ご本人だからこそ伝わる思いがあるのでしょう。
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『13歳の私が思い続けた小さな願いによって設立した会社』とHPに書かれていました。
たとえ小さな願いでも、形に表すことによって、思いの込められた商品を手に取られた方々が
人生を前向きに生きていかれる。
微力ながら、そのお手伝いをさせて頂けた事への感謝を申し上げます。