貼り箱の風合いご紹介④
終戦後 69回目の、8月15日を迎えました。
1945年(昭和20年) 8月14日、日本政府はポツダム宣言を受諾し
翌 15日正午、天皇陛下による玉音放送によって日本が無条件降伏したことが
国民に伝えられました。第二次世界大戦(太平洋戦争)の終結です。
昨年の社員旅行で広島に行かせて頂きましたが、見るもの全てが事実ゆえに
目を背けることが出来ず、勉強不足で臨んだことを少し後悔しました。
私自身、この先もう一度足を運びたいと思っています。
さて今回は、「平和折り鶴再生紙」のご紹介です。
毎年、世界中から広島平和記念公園にある「原爆の子の像」へ届けられる
平和への祈りが込められた「折り鶴」。
その量は、なんと年間 1千万羽!! 重さ 10トン!! にもなるそうです。
今までは、年 4回にわたって焼却されていたそうなのですが、NPO法人によって回収され
名刺やハガキなど色んな形で再利用されているようです。
弊社でも今年から封筒として利用することにしました。
厚みがありコシが強く若干手こずりましたが、貼り箱にしてみました。
再生紙の売上の一部は、広島市原爆ドーム保存事業基金に寄付されるそうです。
当時の事を知る人も少なくなっている今日、集団的自衛権の行使容認に関して
様々な見解があり連日ニュースでも議論されておりますが、時代と共に背景や
取り巻く環境が変化しても、尊い犠牲の上に今日の平和があることを前提に
変わっていかなければいけない事と変えてはいけない事を、しっかりと見極め
喉元を過ぎれば熱さを忘れることなく、未来ある子供達のためにも
悲劇を繰り返さないようにと願うばかりです。