「貼り箱」をつくる②
ついにあの男が、やりました!!
以前に当ブログの「ひとりごと(名言)」で書かせて頂いたことのある
サッカー日本代表の本田圭佑選手が、今季よりイタリアのビッグクラブ
セリエAの名門 ACミランへの移籍が決まり、エースナンバーの「10」番をつけ
さっそくホーム初戦から初ゴール!!
ワールドカップに向けて更なるレベルアップを期待し過ぎたいと思います。
前回に引き続き「貼り箱ができる工程」第2回目をご紹介させて頂きたいと思います。
今回は、「貼り紙を切る (斜め(ハス)切り) 」工程です。
お客様からご指定頂いた色紙や印刷紙の四隅をカットし、のり代部分をつくる工程です。
こちらも断裁機でカット(大裁ち)した色紙を、中芯のボール紙よりもほんの少しだけ
大きくなるように、のり代部分を作りながら W(ダブル)斜め切機で四隅を切り落とします。
切り口が、カラスの口ばしに似ている?事から 「カラス切り機」ともよんでいます。
薄い色紙を、4~5枚づつ素早く丁寧にカットしています。
紙は水分を含むと繊維が太くなるという植物本来の性質を持ち続けています。
以前のブログでも既述したように、紙には流れ目があり正しく貼り合わせなければいけません。
糊(ニカワ)によって水分を含んだ紙は伸縮し、紙目を間違って貼り合わせた場合
しわだらけになってしまったり、壊れやすい箱が出来上がってしまいます。
製品になった時に、のり代部分がちょうど角になるため、1㎜ズレるだけでも貼り箱の
仕上がり具合が格段に変わってしまいます。
お客様のオリジナルだからこそ、細部までこだわりたいパオシスの箱作り
もう少しご紹介させて頂きます・・・つづく。